すごく簡単なのになんだか同じこと3回も調べてしまったので備忘録。
社内の予備に回るPCのセットアップをするのに、Windows10のタスクバーを右クリックした際に表示される「最近使ったファイル」履歴を削除する方法について。
ジャンプリストを削除する
社内用の予備PCは一度すっからかんにしてあるので、もう一度リカバリするほどでもないし、業務上必要なアプリケーションをその都度入れ直すのも大変なので、個人データを削除して使うようになっている。
データそのものを消してしまっているので、ジャンプリストに表示があってもファイル自体を開くことはできないのだけれど、立ち上げたときに知らない人の使った履歴が見えるのも嫌だし、見られるのも嫌だろう。
ということでジャンプリストを削除する。
- 「設定」を開く
(Windowsボタンをクリックして、歯車アイコンをクリック) - 「個人用設定」を開く
- 「スタート」を開く
- 「スタート画面またはタスク バーのジャンプリストに最近開いた項目を表示する」のボタンをオフにする
- 「スタート画面またはタスク バーのジャンプリストに最近開いた項目を表示する」のボタンをオンにする
ボタンを一度オフにした後にオンに戻しても一度消したものが復活しているということはないみたい。
1.と2.に関しては、デスクトップ上の何もないところで右クリックすると「個人用設定」がメニューにあるのでそっちの方が速いかもしれない。
その他に消しておくもの
本筋からは外れるけど、その他に消すことにしているもの。
- Office系のファイル履歴
- Webブラウザの履歴(閲覧履歴だけじゃなくて、Cookieやキャッシュ、パスワードも)
- エクスプローラー(フォルダ)のクイックアクセス
- ゴミ箱
Office系のファイル履歴は、入っているOfficeのバージョンによって違うみたい。
Webブラウザを通して使うアプリケーションの場合に使用者のログイン情報とかが残っていても面倒なので削除しておく。
クイックアクセスも、あんまり作業者に必要のないフォルダ名が見えても、例えば他の課のクライアントフォルダとか経理用フォルダとか、実際はアクセスできないとしてもなんだか困ってしまうので削除。
こういった履歴は使用者本人が意識的に残しているものではなくて、アプリケーションやPC側で勝手に作ってくれるものだから、PC関連のリテラシーが高くない環境ではメンテナンス側で面倒を見てあげた方が安全なような気がする。
ここでやったのは、表示上表示されなくなっただけというだけで、履歴ファイル自体は残っている可能性があるので、あくまで見た目上の話だと思う。
※セキュリティ的な話ではなくてあくまで見た目上だよ、と。そっちの方を考えたら履歴データの方を消す方法を考えた方がいいので。
予備のPCを簡単な採用試験に使うとか(そういうのはせめてリカバリしたPCにしようよ)、来社したお客さんの前で使ったりとか、そういう機会がないわけでもないだろうから、使う段階になってから慌てないように。