普段Web制作をしていれば、HTMLは書く。CSSもJavaScriptも書く。
自分の使いやすいエディタもある。(ここ何年かBracketsがメイン)
その辺は個人の好みでAtomでもSublime TextでもVisual Studio CodeでもDreamweaverでもいいんだと思う。
他の人のPCでExcelのVBAを修正しなくてはならなくなった。
普段VBAなんか書かないので、見慣れないVBエディタが見づらくて仕方がない。
そのPC(Windows10)にはエディタの類は特別入れたということもなく、あるのはメモ帳とワードパッド。
Thimbleというオンラインエディタ
見づらい原因
インターフェイスの違いといってはそれまでだけど、やっぱりフォントが一番大きいかもしれない。
VBエディタもフォント変えたり背景色を変更できたりするみたいだけど、他の人のPCのエクセルでそれはあんまりやりたくない。
今のところ自分のPCでVBAの修正をするなら、basファイルにしてシンタックスハイライトできるVisual Studio Codeでいじるのが性に合っているみたい。
オンラインエディタ
他の人の使ってるPCに勝手にVisual Studio Code入れるわけにもいかないから、今回は結局VBエディタで作業したのだけれど、こんなときオンラインエディタが使えたらいいなと思ったのだ。
メモや簡単な資料、ブログの原稿なんかはSimplenoteを愛用している。マークダウンも使えるし自動保存だし便利だ。ただコードを書くのに向いてるわけではない。
CODEPENとかそういうのはちょっと利用目的が違うだろう。
そんなことでツラツラと探して見つけたのがThimbleだった。
Thimble
ThimbleはMozillaの作ったオンラインエディタ。
Brancketsベースらしいのでインターフェイスは見慣れた感じかも。
Webの方に特化しているみたいで、HTML、CSS、JavaScriptが書けるみたい。
その他LESSとかマークダウンには対応してるとか。PHPは対応していないみたいだし、LESSじゃなくてSASSを使っている人間としてはメイン使いとはいかないというところか。
それで、VBA修正するのにThimbleでやってみたらそこそこやりやすかったという話なのだけれど、もちろんThimbleはVBAに対応していないからシンタックスハイライトしてくれるわけではないし、VBエディタの方がずっと多機能だ。
そうすると、もはや見た目の好みの問題でいろんな人に勧めるわけにはいかないが、ネット上で使えるからどのPCからも同じ画面で作業できるオンラインエディタっていうのもいいな、と。
32bit版Excelで作ったVBAが64bit版Excelでコンパイルエラー
そもそもの原因となったのは以下のような状況だった。
他の人のPCで、使っているアプリケーションからExcelにうまく出力できないとのヘルプ。
エラー画面を見せてもらうと、
このプロジェクトのコードは、64ビットシステムで使用するために更新する必要があります。Declareステートメントの確認および更新を行い、次にDeclareステートメントにPtrSafe属性を設定してください。
とのこと。
こちらは正直そんなに普段Excelを使っているわけじゃないのでよくわからないのだが、Excelが立ち上がって処理を始めようとしてるところでエラーになっているような、プログラムっぽい動作に見える。
ということはVBAかな、とあたりをつけて見るだけ見てみましょうかということになった。
エラーメッセージで調べてみると、32bit版Excelで作ったVBAが64bit版Excelで動かなくなったとういうことらしい。
この場合の32bit版、64bit版っていうのはOSの方ではなくてExcelの方。
つまり64bit版のWindowsでも32bit版のExcelが入っていることがある、というかMicrosoftでは特別な事情がなければ32bit版のExcelを勧めているらしい。
たまたま今回は64bit版のWindowsに64bit版Excelが入っていてVBAが動作しなかった、ということのようだ。
原因がわかったので調べながら修正。
実際に修正する箇所はほとんどなかったので、正直オンラインエディタがどうのっていうほどのことでもなかったけれど。
調べていくと、32bit版・64bitとかVBAのバージョンとかいろいろな条件で分岐させる必要がありそうだったけど、今回はそのVBAを使っている人間がごく少数でいろいろな条件に対応しなくても良さそう(このあと使いまわすこともないだろう)ということで、さっくりめに終わらせた。